7月14日に、N邸を上棟しました。
この建物は軸組の加工はプレカットではなく、手刻みで、加工してあります。
プレカットでは、できない継ぎ手(金輪継ぎ手等)で軸組が組まれています。
尚、柱のほぞの長さも長く加工されており金物に極力頼らなくてもいいように造ってあります。
ですが、金物は使っています。今は昔と違って、金物の量が3倍位増えました。
いい所もありますが、金物に頼った加工になりつつあります。
またいい継ぎ手とかは、ほとんど評価されない時代ですので、
プレカットで加工の方が多いのです。
でも、耐震とかを考えると手刻みの方が耐震に強い建物が造れます。
私は、できるだけお客さんにとっていいやり方で建物を造っています。